フィリーズレビュー

先週チューリップ賞のクロフネサプライズが圧勝で、桜花賞戦線は混戦?ムードが漂っているなか、今週末はフィリーズレビューが行われる。
そうでなくともフィリーズRは、桜花賞トライアルとして唯一のG2にも関わらず「あまり本番に繋がらないレース」になってきおり

、特に桜花賞が阪神「外回り」施行になってからは「2008年フィリーズR3着レジネッタが大荒れの桜花賞を差し切った」以外の好走例はほとんどない。

フィリーズR(G2・阪神7F)
07:34.8-11.7-35.3=1'21”8
1着アストンマーチャン3-3(桜7着)
2着アマノチェリーラン2-2(桜10着)
3着ハギノルチェーレ11-11(桜8着)

08:34.8-11.9-35.8=1'22”5
1着マイネレーツェル13-13(桜6着)
2着ベストオブミー13-13(桜11着)
3着レジネッタ10-10(桜1着)

09:34.3-12.0-36.1=1'22”4
1着ワンカラット3-2(桜4着)
2着アイアムカミノマゴ(桜6着)
3着レディルージュ3-2(桜7着)

10:35.0-12.1-35.7=1'22”8
1着サウンドバリアー13-12(桜16着)
2着ラナンキュラス6-4(桜17着)
3着レディアルバローザ3-4(桜11着)

11:34.1-11.8-36.4=1'22"3
1着フレンチカクタス(桜9着)
2着スピードリッパー(桜10着)
3着エーシンハーバー(桜14着)

12:34.3-11.8-36.7=1'22"8
1着アイムユアーズ(桜3着)
3着プレノタート(桜14着)


桜花賞が外回り施行になった07年以降、フィリーズR3着以内馬の桜花賞での着順は、前述レジネッタ1着とアイムユアーズ3着以外は馬券圏内はおらず、掲示板すらワンカラット1頭だけいう酷い成績になっている。これはやはり、同じ阪神でも「内回り7F」と「外回り8F」で求められる資質の違いのためだと考えていいだろう。3歳にしてスプリンターズSを制するアストンマーチャンや、4歳になってサマースプリントシリーズを制するワンカラットのように、結果的にスプリンターとしてしか大成する馬が出ていないこととも整合性がある。

ではこのレースでの狙いはどうなるか。
ラップを見直すと短距離戦らしい「前傾ラップ」になっているし、前述の通り「後のスプリンター」を生む結果にもなっているので、急流対応の「強い短距離馬」を探したいところ。前走6~7F戦でペース慣れしている馬を買いたくなるところだが・・・過去6年の馬券圏内12頭中9頭までが「前走8F戦」となっており、しかもその全てが阪神JFかエルフィンSという外回り戦であるのは注目すべきポイントだろう。

【距離データ】
前走1400m(0-3-2-23)
前走から距離短縮(6-3-4-39)


これを掘り下げると、個別にいろいろなパターンがあるので類型化は難しいが、狙いとしては「スプリンターの流れのなかで、外回りマイル経験のある馬が浮上する」傾向はあると見ていいる。

そこで今回の登録馬を見渡すと、「王道」である阪神JF・エルフィンS組は合わせて3頭(サウンドマリーナ、タンスチョキン、ハイマウンテン)しかいない。全日本2歳優駿(サマリーズ)、フェアリーS(サンブルエミューズ)と、重賞を使った組がそれなりに揃っており、なかなか面白いメンバーと言っていいのではないか。
予想しがいのあるレースになりそうで、思い切って狙って行きたい。